Livebib

計測の方法

坂が奪うもの

1キロは1キロではありません。山を9キロ登る労力は、平地の20キロを超えることがあります。だからLivebibでは距離もペースも勾配補正して表示できます。同じ労力が平地ならどれだけになるか、という数字です。

同じ山への二つの道

ケブネカイセには、9.1キロ・獲得標高1,536メートルの西ルートと、7.3キロ・1,372メートルの東ルートがあります。キロ数では近く見えます。勾配補正すると西は20.4キロ、東は16.9キロとなり、短いはずの東ルートのほうが6分の1ほど小さい一日だと分かります。キロ数では答えられない問いであり、両方の数字を出している理由です。

数字の出どころ

勾配のコストはMinettiら(2002年)に基づいています。極端な上り坂と下り坂における歩行と走行のエネルギーコストを測った実験室研究です。平地がちょうど1.0になるよう正規化し、コースに沿って1メートルずつ積み上げます。ゆるやかな下りは平地より安くつきます。意外に思われますが、これがもっとも経済的な走りです。

分からないこと

この曲線は荷物を背負わない走行で測られています。12キロを担ぐ登山者には楽観的に見えるはずです。モデル化しているのは勾配だけで、岩も泥も雪も標高も暑さも含みません。45パーセントを超える勾配は外挿せず頭打ちにします。二つのルートを公平に比べる物差しとして読んでください。その日の約束ではありません。

これは推定であり、そう表示されます

Livebibが計測ではなく計算した値は、すべて琥珀色で表示されます。緑は計測済みという意味です。実際の位置と実際の時刻。琥珀色は最善の推定という意味です。勾配補正した数字は常に琥珀色です。